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「empty bottle」の時間|小さなスタジオで味わう指導者の悦びと参加者の変化

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「empty bottle」の時間|小さなスタジオで味わう指導者の悦びと参加者の変化

タップダンス初心者土曜クラス Diary|2025年10月4日

今日は、前回、立ち姿が美しくなっていた参加者の方とのマンツーマンレッスンとなりました。
(皆さまお仕事でのお休み、お疲れさまです。)

伝えられた衝撃の言葉

以前、その方から「ダンスレッスンに慣れていない人は、“指導されること”や“受け取ること”そのものに慣れていない」と教えていただいたことがあります。
その言葉は、私にとってかなり衝撃的でした。個人的に指導されるとびっくりするというか、受け止められないというかそう感じられるらしいのです。


大人になってから始める習い事や、仕事の合間に通う時間。
そうした距離感を、私は当時うまく取れていなかったのだと、初めて気づきました。

「べき」をやめた先に

それでもダンススタジオをやる中で、自分がやるべきことがあり、伝えるべきことがあります。
そこから「べき」という言葉を省き、伝えたいことに向き合いながらレッスンを続けてきました。

empty bottleの想い

そう語ってくれた彼は、言葉をまっさらな気持ちで真摯に受け止めてくれています。その姿に、私はただ感謝の気持ちでいっぱいです。
拙い私の指導方法を時間をかけて理解し、考える体を手に入れ、タップダンスを上達したいという気持ちとともに向き合ってくれている。そのことを感じられる瞬間が、私にとって何よりの喜びです。

少人数レッスンの悦び

少人数レッスンの強み、というと営業っぽいですが、個人的に書くと、悦びとなると思いますが、こういうことだと思うのです。大勢で一気に足並みを揃えて上がっていく悦びはここでは味わえませんが、それは想像力で補います。例えば振り付けの中でその状態を言葉でお伝えしたりしながら、感じてもらう工夫をしています。そういうことを経験したい方は、大きなスタジオへ行くこともおすすめします。

私にしかできないことをじっくり見つめ取り組む先に、このスタジオならではの悦びがあります。参加者の方も新しい思考の道をしっかりと受け止めてくれていることも感じ取れると、胸が熱くなります。

愛されるスタジオに

こんな小さなスタジオですが、もっともっと愛される存在になってほしい、と心から思います。

いつもご苦労さん、一番古いタップシューズ。2回紐を変えました。

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