Diary レッスンblog

完璧のちょっと前で、一区切り

  1. HOME >
  2. レッスンblog >
  3. Diary >

完璧のちょっと前で、一区切り

11月10日(月)Diary

創造性を高めたい!

創造性を育むために引っ越し、新しい街や空間に慣れるのに時間をかけておりました。

今と次を意識していたため、レッスンの振り返りを意図的にお休みしていました。

もちろん、一回一回のレッスンで感じたこと、次に生かしたいこと、みなさんの成長の変化は、しっかりと心に止めてあります。

完璧のちょっと前に一区切り

タップダンス初心者クラスで長く続けていた振付は、10月いっぱいで一区切り。

短いフレーズを積み重ね、多くのステップを学べるように作った振り付けでしたが、楽しんでくださったように感じていました。

もしかしたら「あと少しで完璧になりそう」と思う段階だったような気もしていますが、だからこそここで一区切りです。

完璧のために乗り越える山

どこを目指したいか、どんな形を“完璧”と感じるか──その過程も、そして完璧という完成の姿も、人によって本当にさまざまです。

完璧のために乗り越える、この先の山って、アーティストそれぞれが考える、表現するところに入っていきます。

人によって違うものですが、今ここで一区切りをつけて次へ進むのは、指導的な観点からです。

何度もひとまとまりのステップを繰り返した。

全員が乱れることなく、違うリズムを奏でることなく、音楽に合わせることが出来た。

それを数回繰り返した。

ここまでが今回の区切りです。

完璧は人によってさまざま

見た目には同じ場所にいるようでも、感じ方は人それぞれです。
すでに「完璧」と思う方もいれば、自分なりの理想をもう少し先に描いている方もいるでしょう。

本来なら、その先を舞台の上で体感してほしいところですが、発表会のない今は、ここをひとつの区切りとします。

次の振付に入るとき、完璧のゴールラインが変わる方もいるかもしれません。
そして、この一区切りの時点で“自分なりの山”を思い描いて歩み始める方もいるでしょう。

その山の形は、やはり人それぞれです。

この空間この時間に心を置いて

目標を持ってくれることはとても嬉しいことですが、忙しい日々の中で、この時間だけは集中して踊る――それだけで十分だと思っています。
スタジオに足を運び、心をここに置いてくれること。

気づかないうちに出来ることが増えていく


その時間の中で、自然と身体と感覚が、少しずつ前へ進んでいくようなレッスンを心がけています。
気づかないうちに“出来ること”が増えている。
そんな瞬間を重ねながら、それぞれの“今よりもう一歩”に向かっていけたらと思っています。

さて、自分にもエールを送って

これからもよろしくお願いいたします。

-Diary, レッスンblog

© 2025 empty bottle Powered by AFFINGER5